お知らせ

第2回サステナブル産業創出研究会を開催しました!
News
2025.11.17

 京都府では、産業創造リーディングゾーンとして、関西電力宮津エネルギー研究所跡地のエリアを中心に、地域における脱炭素、資源の水平リサイクル等の取組と連携するサステナブル産業の集積拠点「サステナブルパーク」を形成し、持続可能な地域づくりを目指しています。

 第1回~第3回の勉強会を経て、サステナブルパークの形成を加速化するため、産学公が交流し、オープンイノベーションを目指す研究会を立ち上げました。

第2回研究会を10月1日に京都府海洋センターで開催し、建設業を本業としながら農業や陸上養殖などに取り組まれている砂後グループ様(代表取締役社長 砂後隆正 様)に講演をしていただきました。

第1回研究会→(第1回のページをリンクします。)

砂後グループ様のHP→砂後グループ – 建業農家として、地域の農業、建設業を守っていく。

京都府海洋センターのHP→京都府農林水産技術センター海洋センター Fisheries Technology Department; Kyoto Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Center/京都府ホームページ

講演では、建設業者でありながら農業や養殖に取り組まれた経緯や、建設業者ならではの廃材を活用した機材整備などをご紹介いただきました。

参加者からは「夏季の水温コントロールはどうされているのか」「従業員の確保はどのようにされているのか」などの質問があり、「山の湧水の水量をコントロールして対応している」「ありがたいことに、地元の海洋高校などから就職の応募をいただいている」と回答されていました。

その後、サステナブルパークの現地見学会を実施しました。

高い鉄塔が建っている写真奥のエリアがサステナブルパークの核となる関西電力株式会社旧宮津エネルギー研究所です。解体工事が進んでおり、令和10年度をめどにサステナブルな社会に貢献する企業に新たに立地していただくことを目指しています。

隣接する京都府栽培漁業センター(アワビやサザエの稚貝、マダイの稚魚を生産)の施設を見学しました。初めて見る生産現場の様子に、参加者からは「この水槽に何匹ぐらいいるのか」「どういった生産方法を採っているのか」などの質問が相次ぎました。

研究会では、引き続き、さまざまな大学・企業との交流と、そこから生まれたアイデアの実証を通じて、サステナブルパークからワクワクする未来、ワクワクする京都が生まれていくことを目指します。

研究会にご興味がある方は、京都府地域政策室(TEL:075-414-5742、E-mail:chiikiseisaku@pref.kyoto.lg.jp)にご連絡ください。

※「サステナブルパーク」の諸条件についてはこちら

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