京都は、都として千年を超える歴史に培われた伝統産業をベースとした世界的な企業が多数集積しているほか、総合大学から芸術系の大学まで多彩な大学が40以上あり、これまでから産学官の連携によるイノベーションにより新たな産業を生み出してきました。こうした京都産業の強みを生かし、世界から注目されるテーマを設定してイノベーションをおこす「産業創造リーディングゾーン」では、例えば「Zet-Valley」の脱炭素、太秦メディアパークのメタバース、アート&テクノロジービレッジ京都でのアートとテクノロジーのコラボレーションなど、非常に先進的なプロジェクトが進行しています。
また、今年、世界のスタートアップ関係者が一堂に集まる国際スタートアップ・カンファレンス「IVS2023 KYOTO」を開催し、海外の起業家や投資家役2,200人を含む1万人以上の方に参加いただくなど大成功を収めました。来年以降も京都での開催を目指し、世界からスタートアップを集めるとともに、これらスタートアップ企業が京都に定着するよう、産業創造リーディングゾーンの整備を進めていきたいと考えています。産業創造リーディングゾーンでの共創プロジェクトも、これらのスタートアップの参加を得てさらに独創的な技術開発や新商品開発が進むことでしょう。
ぜひ投資家の皆様におかれましては、それぞれのゾーンにおける共創プロジェクトや、スタートアップ企業に注目いただき、事業化に向けた投資をご検討いただきますようお願いいたします。