産業創造リーディングゾーンとは

ンセプト
concept

地域が持つ資源など、
そこにしかない強みを生かしながら、
国内外から注目されるテーマを掲げ、
イノベーションに
取り組む企業の集積を図り、
次代の産業を創出する
拠点づくりを目指すものであり、
その効果を府内全域に
波及させていくことで
均衡ある発展を推進するものです。

企業の方々へ

「脱炭素」や「クロスメディア」、「フードテック」、「アート&テクノロジー」など、取組が先行しているリーディングゾーンでは、テーマに応じたオープンな研究会を立ち上げました。大企業からスタートアップまで多様な企業に参加いただくとともに、大学などをはじめとする研究機関にも参加いただき、オープンな交流が行われています。また、研究会の参加者により、具体的な新技術や新製品の開発などを目指す「共創プロジェクト」も数多く立ち上がっていますので、御興味のある分野の研究会へのご参画を歓迎します。

また、リーディングゾーンへの参画を契機に、近隣への立地を希望される方には、適切な用地のご紹介や、補助金等での支援も行っています。スタートアップ企業の皆さんなどが入居できるインキュベーション施設についても、今後整備が進んでいく予定です。

それぞれのゾーンの取組にご興味のある企業の方々、お気軽にお問合せください。

お問い合わせ
研究者の方々へ

「脱炭素」や「クロスメディア」、「フードテック」、「アート&テクノロジー」など、取組が先行しているリーディングゾーンでは、テーマに応じたオープンな研究会を立ち上げました。企業や大学などの組織の代表としての参加だけでなく、個人として参画され、交流を深めておられる研究者の方もおられます。

新たな技術開発などにチャレンジする「共創プロジェクト」については、例えば、ゼロカーボンバイオ産業の創出や、AR・VRを用いた作業支援など、非常にユニークなテーマでの研究等が行われており、参加されている研究者の方にも新たな発見があるのではと思っております。

また、「Zet-Valley」における「Zet-Summit」など、研究会に参加していない海外の研究者等とつながる取り組みも実施しております。ぜひ興味あるテーマを見つけて、参画をご検討ください。

京都府民の皆様へ

産業創造リーディングゾーンは、世界から注目を集めるテーマを掲げ、国内外から企業や人材を集めてイノベーションを行うことと、オープンイノベーションの拠点の整備をあわせて進めていくこととしております。

拠点の整備は、創業間もない小規模の企業が入居する施設から、企業の研究施設、関連企業が立地する工業団地まで様々ですが、いずれも「まちづくり」にかかわることであり、地元の市町村や地域住民の皆さんの御理解なしに進めることはできません。

例えば「Zet-Valley」では、ゼロカーボンシティ宣言のもと、脱炭素の取組を進める地元向日市と連携しており、「Zet-college」という学びの場を設けて、市民の皆さんにも脱炭素の取組を知っていただくよう努めています。また、11月開村した「アート&テクノロジービレッジ京都」でも、近隣の方々やお子さんが参加いただけるイベントを多数実施しております。

ぜひ、リーディングゾーンと連携した「まちづくり」へのご理解、ご協力をお願いします。

投資家の皆様へ

京都は、都として千年を超える歴史に培われた伝統産業をベースとした世界的な企業が多数集積しているほか、総合大学から芸術系の大学まで多彩な大学が40以上あり、これまでから産学官の連携によるイノベーションにより新たな産業を生み出してきました。こうした京都産業の強みを生かし、世界から注目されるテーマを設定してイノベーションをおこす「産業創造リーディングゾーン」では、例えば「Zet-Valley」の脱炭素、太秦メディアパークのメタバース、アート&テクノロジービレッジ京都でのアートとテクノロジーのコラボレーションなど、非常に先進的なプロジェクトが進行しています。

また、今年、世界のスタートアップ関係者が一堂に集まる国際スタートアップ・カンファレンス「IVS2023 KYOTO」を開催し、海外の起業家や投資家役2,200人を含む1万人以上の方に参加いただくなど大成功を収めました。来年以降も京都での開催を目指し、世界からスタートアップを集めるとともに、これらスタートアップ企業が京都に定着するよう、産業創造リーディングゾーンの整備を進めていきたいと考えています。産業創造リーディングゾーンでの共創プロジェクトも、これらのスタートアップの参加を得てさらに独創的な技術開発や新商品開発が進むことでしょう。

ぜひ投資家の皆様におかれましては、それぞれのゾーンにおける共創プロジェクトや、スタートアップ企業に注目いただき、事業化に向けた投資をご検討いただきますようお願いいたします。